ダイエットを行なって肥満を解消|ヘルニア悪化を防ぐ

女医

強い、長い胸痛に注意

医者と看護師

冠動脈の閉塞が原因

狭心症は、冠動脈が動脈硬化によって内腔が狭くなり、血流が制限されて起こります。一方心筋梗塞は冠動脈の内腔が血栓で詰まり、その結果、周辺の細胞が壊死します。これが心筋梗塞です。 症状は強い胸部の痛みが圧迫感と共に発症します。しかもこの胸痛は30分以上も続くのが特徴です。そして冷や汗や吐き気を伴い、呼吸困難を引き起こすこともあります。 狭心症も同じように胸痛を発症します。しかし15分程度で比較的短時間で終ります。これが心筋梗塞との違いです。従って、このような強い長い胸痛があったらすぐにでも専門医の診察を受けるべきです。 また心筋梗塞は動脈硬化が主因です。動脈硬化は老化現象なので誰も避けることは出来ません。しかし、動脈硬化の要因でもある、高血圧、脂質異常症(高コレステロール)、糖尿病、肥満、喫煙、運動不足などは、日常生活の中で注意して、動脈硬化の進展を遅らせることは可能です。 さらに心筋梗塞は、一般的には肥満傾向の中高年男性に多い病気です。だが最近は、三、四十台の若年層にも増加が認められます。これはストレスが原因で血管が一時的に痙攣、心筋梗塞を起こしたものと判断されています。

時間との闘いです

突然発病する心筋梗塞は時間との闘いでもあります。実際に亡くなる人の大半は、発病してから1時間以内に亡くなっているケースが多く見られます。ほとんどが心室細動不整脈を引き起こした結果です。この不整脈が起きると、5分以内に人工呼吸か心臓マッサージをして心肺の蘇生を行わなければなりません。そして心肺停止から1分以内に蘇生すれば97%の成功率がありますが、もし5分経過すれば25%に低下すると言われています。まさに心筋梗塞は、発病直後の対処の仕方が生死を分けるとも言えます。 それに心筋梗塞は、一刻も早く病院へたどり着くことも大切です。投薬や手術によって、6時間以内に閉塞した冠動脈を開通させることが出来れば、細胞の壊死する範囲を極力抑える事も出来、一般生活へ復帰した時、心臓機能の低下を最小限に抑えられることも出来ます。これも重要なことです。 また、心筋梗塞を起こした人の半数以上は、前兆もなく発症しています。しかし、胸やみぞおちに圧迫するような痛みとか、左肩や背中にかけての痛み、或いは虫歯でもないのに奥歯や下顎が痛む、左小指の痛み等、僅かに前兆がある場合もあります。この点も気を付けておくべきでしょう。